5月です!GWが楽しすぎて、仕事が億劫になってませんか!?
皆さん、こんにちは!
BSグループ人事の野崎です!
突然ですが、皆さんは執筆活動をしたことがありますか?
学生の頃に論文を書いたりした人もいると思いますが、生涯未だ長編を
書いたことが無い…!という方もいるのではないでしょうか??
私、今現在社内の人事業務で人事制度のレポートを書く業務があるのですが…
なかなかにツラい!(笑)自分の考えを活字にするだけならともかく
知識の全くない人に対してもうまく伝わるように、というのを
掲げているため、頭では分かっているものの、伝え方の工夫に一苦労!
こんなこと上司には言えませんがね…(笑)
全然終わる気配のない業務なので、心が折れそうです。
そんな心が折れそうなときにレジリエンスがあれば…!と思います!
◆今回のお題◆
「レジリエンス」
皆さんは、この言葉聞いたことはありますか??
これはストレス(困難・逆境)に対する復帰力・回復力と言われています。
元々は、物理学の用語で、弾力・跳ね返す力という意味らしいです。
ストレスを撥ね退けるということからでしょうか、この用語を使うことがあります。
ストレス耐性とは似て非なるものでして、ストレスに対する抵抗は
こちらに当たります。
ゲームとかする方ならわかりやすい例えがあるのですが、
ステータス画面で、”防御力”がストレス耐性
”HP回復力”がレジリエンスといった具合です…わかりやすくなったでしょうか?
…余計に混乱したかもしれません笑
さて、一言でいうなら逆境を撥ね退ける力といっても過言ではないこの能力ですが、
最近の求める人物像で注目されつつあります。なぜだと思いますか?
理由はいくつかあります。
【必要とされる理由その①…今の時代、突発的に世の中が乱れたりするから】
逆境に立たされた時にそれを撥ね退ける力ですが、会社として体制を
大きく変えなければならないことが起こり得ているからです。
ここ最近の世の中が乱れたこととしては、コロナウイルスでしょうか。
そのとき、多くの会社が既存のやり方ではダメだ!となったはずです。
例えば私のような人事の採用現場でも、オンラインでの学生アプローチに早急に切り替えました。
恐らく他社の人事の皆様も早急に切り替えたのではないでしょうか。
ただし、このときに”逆境を撥ね退ける力”がなかったら、どうなってしまうのでしょう。
その場合は、採用したいけどあきらめる。といった、「しょうがない」という思考を巡らせてしまい、
やり方を変えて”達成しよう”とする気力が沸かなくなってしまうといわれています。
さて、今のケースの場合は経営者としてどちらのほうが評価したくなるでしょうか?
勿論、オンラインに切り替えて採用を試みる!と考え、採用を成功を促すやり方を称賛したく
なりませんか?変化するということは、少なからずストレスが伴います。
それを平然とやってのける力が”レジリエンス”であり、求められる人物像であります。
勿論コロナだけではなく、少し前でいえばリーマンショック時もそのような
今までの体制から大幅に変えなければならない会社もあったはずです。
知らず知らずのうちに変化でその力が試されていたのです。
【必要とされる理由その②…ストレスの多い社会だからこそ】
先程、ストレス耐性の話をしたと思いますが、そのような精神負荷がかかったことによる
回復力を期待する意味でも必要とされています。
ストレスや多忙が原因で精神が疲れてしまい、やがてパフォーマンスが落ち、
最悪辞職まで追い詰められることもある世の中です。
“うつ病”という言葉がよく聞く言葉として取り上げられているぐらいですから、
メンタルの持ち様は注目されつつあります。
そのときにこの力、”レジリエンス”があれば多少のストレスを受けても
すぐに平常運転に戻れる、戻そうとすることができるのです。
仕事をしている中で、ストレスを受けないことは無いです。
自然と掛かってくるものでしょう。
しかし、多少のストレスですぐにパフォーマンスを落とす社員は企業で必要とされるのでしょうか。
あまりに頻繁にパフォーマンスを落とされても会社は困ってしまいます。
それであれば、元々そういった能力がある社員を求めたくなりますよね?
【レジリエンスの養成の仕方について】
レジリエンス研修、などと研修の題材にまでなっているこのワードですが、
これは必要とされる力であるとともに、努力や意識で身に着けられるものなので、
研修で取り入れられているのです。ここで簡単にどのようにして養成していくのか?
のポイントを少しでもお伝えできればと思っています。
●自己肯定感を大切にする
「自分に自信がない…」と思うことがありますが、それは自己肯定感の低い典型と言えます。
そのような考えを根に持っている社員は何かストレス負担がかかると
「やっぱりできてない…どうせ僕はダメな人間なんだ」
と感じてしまうことになるでしょう。
そういった自尊感情を高めてこそ、レジリエンスも生まれてくるといわれます。
自尊感情の高め方として、成功した・課題をクリアした!という気持ちを
深く噛み締めることです。日常で自信がないと考えてしまう人でも、振り返ってみると
日常で多量の業務をこなしていることもあります。
今日は○○の業務をこなした!ということを当たり前と思わず、いろいろな知識と周りとの
連携・論理的ロジックを使ってこなしているはずです。まずは自分の日頃の業務を
自分で認めてあげることです。
●他人との比較をしない
昨今の時代では、気軽に周囲の状況を知ることができるSNS等の発達により、自分との
比較対象が簡単に見つかるようになりました。自分に自信がない人がやりがちな例の中に
比べる必要のない人と比べてしまい、それで自尊感情をなくしてしまう人が多いというのです。
よくある話で、就活のときでも、内定獲得した友人のSNSでの報告を見たとき、比較して
自分が内定取れていないことに対する劣等感を抱くことがあります。
友人と比較して自信を失うことに対する意味はありますか?
恐らくそこまで無いはずです。自分の人生は自分のものです。
他人と比較して、自分の自尊感情を低くしないことを意識しましょう。
まだまだ他にもレジリエンスの醸成方法はある模様ですが、
代表的なものはこちらです、ストレスと向き合い上手くやっていく力を
身に着けるように意識してみてはいかがでしょうか??
今の時代だからこそ必要な力、”レジリエンス”について
取り上げてみました。いかがでしたか。
私もそれなりに、こういった力はついてきたのかな?と思いきや、数値化して
見れる強さでもないため、強いのか・弱いのか、わからないのですが…
ああ、こんな時に自分のステータスを数値化出来たらな~とか思ってしまう
今日この頃でした!
今回の更新記事はここまで!また、お会いしましょう♪