3月です!”年”と”年度”が揃っていない、最後の月になりましたね♪
皆さん、こんにちは!
BSグループ人事の野崎です!
早速ですが私、混乱することがあります。
〇〇年度って言葉があるじゃないですか。
何で”年度”っていうんですかね。会社業績の締めがそうだからとか、
3月の卒業式とか4月の入学式とか学業行事に合わせて使っているだけだと思います。
ただ、私が言いたくなるのはその”度”が一言ついただけで…ってことありませんか!?
多分人事やっている人ならわかってくれると思いますが、
こんな風に”年度”と”年”が非常に紛らわしいことになっているかと思います。
例えばなのですが、
”2021年度卒業生”
と
”2022年卒業生”
これ同じ意味ですよね。そして、
”2022年度卒業生”
と
”2022年卒業生”
これ1年違いますよね。言葉にしてみるとその一文字違うだけで1年ズレてしまう。
…なんかその一文字のみでそんなに変わってしまうのか!と思います(笑)
口頭やり取りで上記卒業生の話や報告する時、ミスとかズレが起こりそうだなと思いませんか?
そういったズレが起きたら大変だなと思うことはビジネスの場合、履歴に残るやり取り
を意識し、水掛け論を回避していかなければなりません。
◆今回のお題◆
「水掛け論」
さて、今回は今日もどこかで行われているこの論争を取り上げていきたいと思います。
【水掛け論とは?】
この水掛け論とは簡単に訳すと、お互いが自分の考えや気持ちにこだわって
自分に都合の良いことばかり言い合う、いつまでも解決しない議論のことです。
上記の話でいえば、
上司:「今話してるのは、今年の卒業生面談の話じゃないの??2022年卒って言ってたよね?」
部下:「いや、来年の卒業生の面談の件ですよ!2022年度卒といいましたよね?」
はい、実際起こりそうですね(笑)
しかも、上記のやりとりを2021年にやったりするので余計にややこしい…
「そんな子供みたいなこと、大人だったらやらないよ!」と
思うかもしれません。しかし、社会人を数年やってきてですが、
この論争はむしろ大人になってからこそ多くありがちではないか、と考えています。
【なぜ水掛け論が発生するのか?】
ビジネスで発生する原因としては、
①責任という言葉がのしかかってくる
②主に金銭面が絡んでくることが多くなっているから
起こるのかと考えられます。特に金銭面は、
「こんなにお金がかかるとは思っていなかった」
「料金を説明されていない」
「なぜ、別途費用が発生するのか?」
といったどちらかに不利益になることがあり、自分に都合が良くなるように
変えていきたいという気持ちがあるからビジネスでは発生しやすいのです。
【水掛け論を防止するには?】
冒頭でもお伝えしたように、履歴の残るやり方は
有効といえます。「メールを送付した日時」、「確認のメールを返信してもらう」
「チャット形式で行えるアプリ上でのやりとり」
「FAXの送信履歴」など、色々履歴を残す方法はあります。
スクリーンショットなどもその履歴を残す意味では有効なのかもしれません。
最近では電子化した請求書や承認のやり取りもできるようになっているので、
履歴も残しやすい世の中になっています。
一方、電話・対面でのやりとりは水掛け論になりやすいところであります。
一番手っ取り早く、たくさんの情報・意思を伝えられるのは確かですが、
重要なところ、共有認識を持ちたいところでは必ず履歴の残るところでのやり取りを
意識すると良いです。多少面倒でも自分を守るためには必要だと思い、習慣づける
ことが社会人では求められます。
【とはいいつつも、なぜ水掛け論は今日も起こるのか】
しっかりと説明されたのだが、それが口頭のみになっていることは勿論のこと、
さも当たり前に書かれているような利用同意・契約書の片隅に書いてある場合でも起こること
もあるので”同意”をしたとしても納得できない…という気持ちが残る場合もあります。
そうなってくると人の感情によってしまいます。
それは、この先如何に注意したとしても相手次第で水掛け論になってしまうかもしれません。
そうなったときは、”どちらの責任にしていくか””相手を納得するまで自分の主張を変えない”
というところでの論争ではなく、今後この相手とどのような付き合い方をしていくべきか?
といった視点の持ち方が必要です。
・上司と部下での論争は、次回からこのように確認する。
・金銭のやり取りの場合は伝えられていないところは素直に謝罪、
その後書面等の証拠に記載がある・なしでその後の処理を決める。
といった考え方は持つべきでしょう。何よりも水掛け論になってしまうと
長引けば長引くほど、相手との関係が悪くなります。
自分がもしも心当たりがないのに、相手の主張が正しいと主張されたときは不快な気分に
なることはわかります。しかし、その意地を張ることが本当に
”正しかったこと”なのか?を冷静になることです。
ムキにならずに今後どのようにその人と接していきたいか?
をいったん立ち止まって考えられるようになりたいですね。
ただ、金銭が発生することに対して口頭のみになってしまった場合は、
ケースにより最悪損害を出します。どうしたら…というのも相手の出方次第になるので、
こういった金銭的なやり取りの場合は必ず履歴を残すようにしておきましょう!
これは一番大事かもしれません。
ということで、今回は水掛け論に対する考え方の話でした!
小さい頃はこんなやり取り大人だったらしないのにな…とか思っていましたが、
大人だからこそ良く行われているとは…子供でも大人でも人間ってことでしたね(笑)
今回の更新記事はここまで!また、お会いしましょう♪