「緊張していたの?」と他者から言われたことはありませんか?
皆さん、こんにちは。
人事の大戸です!
だいぶ気温が落ち着いてきて、涼しい~といえる気候になってきましたね!
秋の訪れということは、あっという間に冬がきます、、、
2024年も終わりに近づいてきていますね、、
2024年としては残り3か月を切りまして、年度としては折り返し地点。
4月から新たな環境が始まり半年、新しい環境にも少しずつ慣れた頃でしょうか。
上半期の私は、新しい仕事を任せてもらうことが多くありました。
そんな新規業務の行う中、役員の方との打ち合わせで進行係という大役を任せられたのですが、
目上の方を前に緊張してがちがちになってしまったことがありました。
打ち合わせが終わった後に上司に「緊張しました~」と発言したところ
「え???緊張していたの??堂々としていたからわからなかった。」
と言われました(笑)(笑)
私からするとかなり緊張していて心臓もバクバクだったんですけどね(笑)
今回は、このような目の見えない錯覚について
就活生から教えてもらう機会があったのでご紹介します。
◆今月の気になるワード◆
「透明性の錯覚」
人間には、「自分の心の中が相手にも理解されている」と過剰に思い込む癖があります。
透明性の錯覚とは、自分の考えていることや感じていることが、実際以上に他者に伝わっていると考える傾向を指します。
先ほどの私のプチエピソードでもあった、
「自分では緊張が顔に出てしまっていると思っていた時、周りからは全く緊張しているようには見えない」ということや
例えば「相手に隠し事をした時に、実際以上に相手にばれているのではないかと思い込んでしまう」などといった
本来は他者からは見えないはずの心の中を、他者に見抜かれていると過大評価している状態と言えます。
少し言い方を換えると自意識過剰が出てきてしまっている状態です。
自分の心を包む膜が透明になり、自分の心が丸見えになっているかのように誤って感じるので錯覚と言われています。
また、透明性の錯覚は、相手に見透かされているというニュアンスだけでなく、相手が理解してくれている、相手に伝わっていると思い込むニュアンスも含んでいます。
例えば
・相手に対して、「なんで私の気持ちを分かってくれないの?」と思う
・仕事で、自分としては部下にきちんと説明したつもりなのに、部下に伝わっていない
このように、透明性の錯覚は、相手に知られなくない場面のみならず、知ってほしいと思っている場面でも、同様に生じます。
受け手が事情を分かってくれていると勝手に思い込んでしまい、受け手の視点を十分に配慮することができないコミュニケーションを取ってしまう。
こういったことが最近では、情報社会の今多くみられるようになりました。
透明性の錯覚に陥ってしまうと、自分の考えや感情を正確に相手に伝えることができず、不利益を被ってしまう可能性があります。
そのような事態を防ぐために、受け手にとって情報が不足していることもあるのではないかという認識することが必要です。
①自分の思っていることや感情は、自分が思っているよりも相手に伝わっていないと理解する
過大評価せず、客観的に自分自身を見つめ直すことが重要です。
自分が感じていることや考えていることを他人が理解するのは、思っているよりもかなり難しいことであると認識しましょう。
非言語的コミュニケーション(表情、ジェスチャー、体の動きなど)も情報を伝える重要な手段なので、
言葉で説明する際に、非言語コミュニケーションも効果的に活用してもいいかもしれません。
②他者に注意を向ける
透明性の錯覚は、自分に注意が向いている時は強化される傾向にあります。
そのため、他者に注意を向けることで、透明性の錯覚による影響を緩和することが出来ます。
ビジネスの場では、不透明な錯覚でトラブルに陥るリスクがあります。
効率的なコミュニケーションを確立し、トラブルを避けるためには「不透明な錯覚」を起こさないことです。
世の中、コミュニケーションが乏しくなっている環境だからこそ、
ビジネスの場でしっかりコミュニケーションについて、
自分の考え方について日々見直しとインプットとアウトプットを大切にしていきたいですよね。
今回の記事はここまでです!
それでは、次回もお楽しみに♪
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