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*BSブログ*Vol.28

小さな成功の積み重ねが、あなたの自信になる

皆さん、こんにちは。
人事の大戸です。

4月になりました!
新年度が始まり、電車の中や街のあちらこちらで
新しいスーツに身を包んだ方々の姿を見かけるようになりました。
その様子を見るたびに、私自身の新入社員時代を思い出します。
この時期は、入学式や入社式など様々な方がいらっしゃると思います。

新しい環境は、期待や希望にあふれている一方で、慣れないことの連続でもあります。
「思っていたよりも難しい」
「周りができているように見えて、とても焦ってしまう」
「自分はちゃんとやれているのだろうか」
そんな気持ちになる瞬間もあるかもしれません。

実際に、採用活動や新卒面談を行う中でも、
「自分に務まるのか不安です」
「早く仕事を覚えないといけないと思うと焦ってしまいます」
といった声を毎年、耳にします。
私も同期よりも劣っていないだろうか、仕事で役に立てているだろうかと思っていた頃がありました。

新しい環境に身を置いたとき、不安や戸惑いを感じるのはとても自然なことであって、
その不安は、これから成長していこうとしている証でもあるということ。
新年度のこの時期にぜひ知っていただきたい心理学のキーワード、
「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」についてご紹介します。

◆ 今月の気になるワード
自己効力感(セルフ・エフィカシー)

自己効力感とは、
「自分ならできる」と感じる力のことを指します。
ここで重要なのは、最初から大きな自信を持っている必要はない、ということです。

最初から自信があるから行動できるのではなく、
行動したからこそ、自信が生まれるということ。
例えば、新卒社員の誰しも次のような経験をしています。
・最初は緊張しながら電話対応をした経験。
・何度も失敗しながら覚えた業務。
・時間がかかっていた作業が、少しずつスムーズにできるようになった経験。
こうした「できた」という経験が積み重なることで、
私たちは少しずつ自信を持てるようになります。
新卒社員の多くは、不安を抱えながら最初の一歩を踏み出しています。
電話に出ることが怖い。失敗してしまうかもしれない。
そんな気持ちは、決して特別なものではありません。

自己効力感は、特別な成功体験だけで育つものではありません。
日々の小さな達成や前進の積み重ねによって、ゆっくりと育っていくものです。
例えば、
・昨日よりも早く電話に出ることができた
・一つの業務を最後までやりきった
・分からないことを自分から質問できた
こうした小さな行動も、立派な「成功体験」です。
その一つひとつが、次の挑戦への自信につながっていきます。
また、自分自身の経験を振り返ってみても、
最初から自信を持って取り組めていた仕事ばかりではありませんでした。
不安を感じながらも、「まずはやってみよう」と一歩踏み出したことで、
結果的に自分の成長につながっていたと感じています。

大切なのは、
「完璧にできるようになってから挑戦すること」ではなく、
「できるかわからなくても、できることから始めてみること」なのかなと思います。
そして、その小さな挑戦を続けるためには、周囲の支えや安心できる環境もとても重要です。

私たち人事としても、
新しいことに挑戦する人を応援できる環境づくりを大切にしたいと考えています。
失敗を責めるのではなく、挑戦したことを認めること。
結果だけでなく、そこまでの努力や過程をしっかり評価すること。
そして、失敗したときには人事としてメンタル面のフォローを行い、
「もう一度挑戦してみよう」と思える環境を整えること。
そうした積み重ねが、
一人ひとりの自己効力感を育て、組織全体の成長にもつながっていくのではないでしょうか。

4月は、「できるようになる月」ではなく、
「慣れていく月」として、最初からすべてを完璧にこなせる人はいません。
少しずつ経験を重ねることで、必ず前に進んでいます。
昨日できなかったことが、今日は少しできるようになる。
その変化こそが、成長の証となるはずです。
小さな成功を見逃さず、自分自身の頑張りを認めてあげること。
新しい環境で過ごすこの4月が、
皆さまにとって“小さな成功を積み重ねられる一か月”
となることを願っています。

今回の記事はここまでです。
それでは、次回の更新もお楽しみに。

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*BSブログ*Vol.27

変化の前で感じる不安

皆さん、こんにちは。
人事の大戸です。

3月になりました。
寒暖差のある日が続いておりますが、皆さま体調はいかがでしょうか。
私は、年始に体調を崩してしまい「スタートダッシュが良くなかったな」と反省し、
初詣でしっかり健康祈願をしてきました。そのおかげか、現在はピンピン過ごしております。

少しずつ春の気配を感じるこの時期は、別れや新しいスタートの準備が重なる季節でもあります。
異動が決まった方、4月から新しい環境へ進まれる方、チーム体制が変わる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
学生の皆さまの場合は、4月から新入社員になる方、本格的に就職活動を始動される方など、さまざまな動きがありますよね。

環境が変わる前は、期待と同時に、どこか落ち着かない気持ちが生まれるものです。
「うまくやっていけるだろうか」
「新しい場所に馴染めるだろうか」
現在、採用活動を行う中でも、
「入社後が不安なのですが、何か準備しておくことはありますか?」
「社会人になる前の心構えはありますか?」
といった質問を多くいただきます。

不安や心配の裏側には、“変化への緊張”があるのだと感じています。
そこで今回は、3月にぴったりの心理学キーワード
「コンフォートゾーン」をご紹介します。

◆ 今月の気になるワード
「コンフォートゾーン」

コンフォートゾーンとは、自分が慣れ親しみ、安心して過ごせる領域のことです。
仕事内容、人間関係、役割、日々の習慣。
「ここなら大丈夫」と感じられる場所は、私たちにとって大切な安心基地です。
コンフォートゾーンにいると、ストレスは比較的少なく、安定したパフォーマンスを発揮できます。
しかし一方で、そこに居続けるだけでは、大きな変化や成長は起こりにくいとも言われています。
人は本能的に変化を避けようとする傾向があります。
未知の環境や新しい挑戦は、脳にとって“リスク”として認識されるため、無意識のうちに慣れた場所へ戻ろうとします。

私自身も、仕事の中でその経験があります。
マニュアルがあるからと、その通りに業務を運用してきました。
しかし、見直しや改善を先延ばしにしていた結果、小さなエラーが発生したことがありました。
そのとき、「変化を避けていたのは自分だ」と気づかされました。
マニュアルの更新=制度の見直しは、新しい挑戦でもあります。
そこから学んだのは、成長は“少し外側”にあるということでした。

成長は多くの場合、コンフォートゾーンのほんの少し外で起こります。
少し緊張する場面。
少し失敗する経験。
少し勇気が必要な挑戦。
その積み重ねが、できることを増やし、自信を育てていきます。

ここで大切にしたいのは、
「いきなり大きく飛び出す必要はない」ということです。
コンフォートゾーンを完全に抜け出すのではなく、“一歩外側”に足を伸ばすこと。
例えば、
・会議で一言だけ発言してみる
・挨拶にもう一言添えてみる
・新しい業務に「やってみます」と手を挙げてみる

小さな挑戦で十分です。その一歩が、次の自分をつくります。

人事の立場から見ていても、成長が早い方ほど“完璧な自信”を持ってから挑戦しているわけではありません。
不安を抱えながらも一歩踏み出し、小さな目標を積み重ねている印象があります。

大切なのは、不安をなくすことではなく、
「不安があっても動ける環境」をつくること。

BSグループは、中小企業だからこそ、自分自身の提案を形にしやすい環境があります。
挑戦した結果、もちろん失敗もあります。
私自身も何度も挑戦しては失敗してきました。
ですが、失敗から学ぶ時間は、自分を大きく成長させてくれます。

失敗を責めるのではなく、挑戦を評価する。
結果だけでなく、プロセスを認める。
そうした積み重ねが、安心してコンフォートゾーンを広げられる職場につながっていくのではないでしょうか。

3月は、「どう挑戦するか」を考える月。
今感じている少しの不安は、きっと成長の前触れかもしれません。
そう考えられたら、心は少し軽くなりますよね。
コンフォートゾーンを少し広げる勇気が、4月からの新しい景色を変えてくれるはずです。

今回の記事はここまでです。
それでは、次回の更新もお楽しみに。

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*BSブログ*Vol.26

スタートダッシュの次に必要なこと

皆さん、こんにちは。
人事の大戸です!

2月になりました。
2026年が始まって、あっという間に1か月が経ちましたね。
皆さまは、良いスタートダッシュを切ることができましたでしょうか。
私はというと、新年早々体調を崩してしまい、
正直なところ「いいスタートダッシュ」とは言えない1月でした。

個人的な話になりますが、
今年の目標として「1月からダイエットを始める」と決めていました。
ところが、
「体調を崩してしまったし、また今度からにしよう」
「今週は飲み会の予定があるから、来週から始めよう」
そんなことを考えているうちに、気づけば1月も終わりかけていました。

結局、行動に移せたのは1月の最後の週。
そこからようやく体重計に乗り、食生活の見直しや運動を始めました。
12月の時点では「1月から絶対に始める!」と宣言していたにもかかわらず、
なかなか行動に移せなかった自分がいます。
1月にご紹介した「フレッシュスタート効果」によって、
気持ちの面では確かに前向きな変化がありました。
しかし、実際に行動へとつなげるための“具体的なプラン”を立てられていなかったことが、今回の反省点だと感じています。

皆さまの中にも、
新しい目標に向けて動き出そうとしたものの、「やろうと思っていたのに、結局できなかった」
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
実はそれ、意志の弱さが原因ではありません。

◆ 今月の気になるワード
「if-thenプランニング」

if-thenプランニングとは、
「もし〇〇したら、そのとき△△する」
という形で、あらかじめ行動を決めておく方法のことです。
例えば、
「もし朝出社したら、必ず笑顔で挨拶をする」
「もし仕事でミスに気づいたら、すぐに上司に相談する」
「もし定時になったら、その日の振り返りを3分行う」
このように、
状況(if)と行動(then)をセットで決めておくことで、
迷わず行動に移しやすくなる効果です。

○なぜ行動できるようになるのでしょうか。
人は忙しいときや疲れているとき、
「次に何をするか」を考えること自体が大きな負担になってしまうと思います。
if-thenプランニングは、
「行動を考える」という工程を事前に終わらせておくことで、
脳のエネルギー消費を最小限に抑える効果があるといわれています。
その結果、
「先延ばしが減る」
「行動が習慣化しやすくなる」
「自分との約束を守りやすくなる」
といった変化が生まれます。

この考え方は、仕事や職場の人間関係においても非常に有効だとも言われていて、
例えば、
「もし部下が困っていそうだったら、こちらから声をかける」
「もし会議で意見が浮かんだら、短くても発言する」
「もし業務が立て込んできたら、優先順位を書き出す」
こういった小さな行動を具体化することがif?thenプランニングのポイントになっています。

人事の立場から見ても、
成長が早い人、仕事に前向きな人ほど、
「行動のルール」を自分の中に持っていると感じる瞬間が多いなと感じます。
常に完璧を目指すよりも、「迷わず動ける仕組み」をつくること。
if-thenプランニングは、その大切さを教えてくれる心理学です。

今日からできる一歩をまずは、ひとつだけ決めてみてください。
「もし〇〇したら、△△する」
この小さな行動の積み重ねが、
自分自身の気持ちや行動を少しずつ変え、
やがて結果へとつながっていくのではないかなと思います。

私も1月の失敗を成功に変えていく為に
自分の小さなルールを作成していって目標に向かっていこうと思います。
今回のご紹介で、
皆さまが新しい一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

今回の記事はここまでです。
それでは、次回の更新もお楽しみに。

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