6月です!じめっとしてても気分はカラッと爽快でいたいですね♪
皆さん、こんにちは!
人事の野崎です!
6月になりまして、学生だった新卒もすでに新生活に慣れてきたのではないでしょうか。
そんな中、すでに会社の仕事に飽き飽きしている、マンネリ感を覚えている人、少なく
無いはずです!最近は在宅ワークも増えており、コミュニケーションも億劫になって
中々上司と旨いコミュニケーションを行えている方が少なくなっていると伺っています!
皆さんの周りはいかがでしょうか。
散々取り上げてきたであろうこのコミュニケーションですが、
今回もまたこのお題でいきたいと思います!
◆今回のお題◆
「VUCA時代のコミュニケーション」
…さて、いきなりVUCAって何?と思う人もいると思いますが、
読み方は(ブーカ)で合っているそうです。頭文字の略称で、
VUCA(ブーカ)とは、
「Volatility:変動性」
「Uncertainty:不確実性」
「Complexity:複雑性」
「Ambiguity:曖昧性」
の頭文字を取った造語であり、2010年以降の経済のグローバル化が進み、
IT技術も進歩したことによる社会情勢の変化に伴い、用いられるようになりました。
この言葉は、コロナウイルスの感染拡大によって世界経済も見通しがつかない状況と
なっているため、注目されつつある言葉の中の一つです。
確かに消費量も複雑で変動性もありますし、国としての施策も様々で曖昧で不確実なものです。
この言葉はまさに今の世界を表す頭文字といっても過言ではないでしょう。
しかし、このような時代だからこそ、企業側でも求められる社員の人物像にも変化があります。
その中には、およそ4つのスキルが求められるといわれています。
「迅速な意思決定能力」
「臨機応変で柔軟な対応力」
「問題解決力」
それと今回のお題の
「コミュニケーション能力」
となっています。しかし、今までも企業はコミュニケーション能力を求めてきたのでは
ないかと思う方もいるのではないでしょうか??
確かに求めてはいましたが、その求めるところが多少昔と異なるのです。
今まではチームワークを重視する、いわば社内間の調整役として発揮できる
コミュニケーションを重視していました。社員の会社に対する愛社精神や
帰属意識を促す一つのきっかけはコミュニケーションから始まるといわれ続けていました。
次第にはそれが辞職率や従業員満足度を良い方向に持っていける一つの要因とまで
言われるため、コミュニケーション能力を大切にする会社が多かったのです。
また、そのような能力を持つ人間のほうが、連絡忘れや報告漏れも少なく、
教育もしやすい側面もあるから重要と言われています。
今もそれは大切なのかもしれませんが、最近はそれらに加えてもう一つコミュニケーション能力で
求められるものがあります。それは、”多様性”を受容するコミュニケーション能力という側面です。
求められる背景には、社会情勢や企業文化、職場環境、世代、性別の違いなどから生じる
価値観の相違が原因でトラブルが発生しやすい世の中になっているからだと考えられます。
企業がグローバル化していくことで多言語対応していかなければならない背景もあり、
異文化を拒むことよりも、受け入れることも大切になってきているからでしょう。
些細なズレで業務に支障をきたすこともあるかもしれません。
そうなった時に大切なことが、”自分の価値観と異なる考え方を受け入れるコミュニケーション”
であるからだと思えます。複雑性を増したこのVUCA時代において多様な
価値観に対応できるコミュニケーションスキルを持っていることが求められます。
自分と相手が合意できる距離の保ち方がビジネスで必要になってきているのでしょう。
●このようなコミュニケーション能力を身につけるには?
普段からの生活のちょっとした考え方で意識を持つことができるといわれています。
人の感情が何かしらの原因で膨れ上がっているときにその人の気持ちを考えてみることが
大切とされています。例えば、職場やサークルで不機嫌になっている人が隣にいたとします。
その不機嫌な感情に興味・意識を向けたことはありますか?
釣られて不機嫌になる必要は全くありませんが、その原因は何か?そして、
その気持ちも否定をせず受容して、そのような考え方もあるのだな、と知ってみてください。
感受性が多様化していろいろな考え方があるのだな、と気づけるはずです。
そこからひとりずつの考え方の違いに気づき、気持ちの変化や相手が大切にしたい
価値観がどこにあるのか、が見えてきて自身にも心の余裕と許容できる気の持ち方が
できるかもしれません。
どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、聞き上手はコミュニケーション能力が高いのです。
きっとこれも相手がどのように考えているか、聞いたり感じ取ったり相手から受ける感情に
興味があるという態度だからかもしれませんね!
何でも受容でき、自分も相手も認めあえるようになれば、今の時代に合っている
コミュニケーション能力といえるでしょう。何だか大人の余裕のような感じがして
カッコいいと思いませんか?私も意識していきたいものですね♪
今回はここまで!またお会いしましょう!