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BS人事のエディトリアル Vol.7

2022.07.01

7月です!燃え滾る夏が近づいてまいりましたね♪

皆さん、こんにちは!
人事の野崎です!

皆さんは、コミュニケーションは大事にしていますか?
この記事では幾度となくコミュニケーションに対する記事を書いてきた気がします!
それだけに、人事の間ではコミュニケーションということを重視しているか?
ということです!
企業で起こるトラブルは主にコミュニケーションだったり、人と人との関係性を良好に
保つことで、経営していく中での良い影響を与えていけるきっかけになったりもします。
なので、人事としては人一倍目を向けておかなければならないのです。

◆今回のお題◆
「アサーション」

皆様、アサーションという言葉は知っていますか?
「アサーション」とはコミュニケーションスキルの1つで、
「人は誰でも自分の意思や要求を表明する権利がある」という考え方に基づく自己表現のことです。

最近では企業や学校など様々な場面でアサーション・トレーニングが行われており、
お互いを尊重しながら率直に自己表現できるように人材を育成しようとする動きがあります。
一般的に望ましい対人関係のあり方とは、「自分もOK・相手もOK」といった相互的な関係であるとされています。
これは、「相手を優先的に思ってしまい、自分のことを後回しにする」タイプや
「自分のことばかり考えて相手のことを考えない」といったタイプの一方向的な対人関係とは違います。
これは、元々アメリカの行動療法と呼ばれる心理療法で生まれた考え方のようです。

アサーションの理論では、コミュニケーションを以下3つタイプに分けられるとされています。
その3つとは、
・アグレッシブ(攻撃的)
・ノンアサーティブ(非主張的)
・アサーティブ
それぞれ、どのような特徴かをお伝えします。

アグレッシブな方法とは、自分中心に考え、相手のことは考えず、自身の考えを主張するやり方です。
自分が正しいという前提が強くあり、理由や言い分など聞く余地もなく頭ごなしに叱責をするような表現です。
ノンアサーティブな方法とは、自分の意見や感情は押し殺し、相手に合わせるようなやり方です。
自分に対して自身が持てず、自分を後回しにして周りの人のことを考えようとする傾向にあり、
それが何よりも相手に対する思いやりと信じているような距離の取り方です。
アサーティブな方法とは、自分の気持ちや考えを相手に伝えますが、相手のことも配慮し、自分も相手も大切にしたやり方です。
お互いの意見が食い違ったときに、攻撃的に相手を打ち負かしたり、非主張的に相手に合わせたりするのではなく、
お互いが歩み寄って一番いい妥協点を探ることがアサーティブなやり方です。

これらの3つのタイプを知ることは日頃のコミュニケーションを振り返る上で役に立ちます。
私たちは、人との関わり合いの中で、感情的・攻撃的になって後味の悪い思いをしてしまったり、
反対に不本意に自分を押し殺して後悔してしまうことが多々あります。
こういったときに、アサーションの考え方を思い出し、実際に体験することにより、
他者との違いを知り、相手のその人らしさを受け入れることは、ありのままの自分を大切に感じることにもつながります。

いかがでしょうか。これらの3つのタイプであなたはどのタイプに当てはまるでしょうか?
そして、どのタイプであればコミュニケーションが円滑になっていくと思いますか?
勿論、今回のお題であるアサーションが一番円滑に進みそうなのでは?と思う人が多いかと思います。

「多様性を受け入れる」

このご時世で必要とされる能力のひとつとして、以前の記事でも似たようなことを紹介させていただきました。
自分で自分を見つめることはなかなか難しいかと思います。
ですが、多少なりとも自分と相手が納得できるような話し合いを意識できるようになることは
とても素晴らしいことです。自分がもしも話し合いなどの席があったときにお互いの主張のバランスが悪いな、と気づいたとき
は是非アサーティブな考えをもって対応してみてはいかがでしょうか?きっとお互い気持ちの良いコミュニケーションができるはずです!

まあ、意識している私も普段仕事以外のコミュニケーションはそこまで
上手くないんじゃないか?と思ってしまうこともあるんですけどね(笑)
「仕事とプライベートは別!」とよく区切る人もいると思いますが、
こういう知識も別なんだな…と思ってしまう一瞬でした。今回はここまで!またお会いしましょう!

BS人事のエディトリアル Vol.6

2022.06.01

6月です!じめっとしてても気分はカラッと爽快でいたいですね♪

 

皆さん、こんにちは!
人事の野崎です!

6月になりまして、学生だった新卒もすでに新生活に慣れてきたのではないでしょうか。
そんな中、すでに会社の仕事に飽き飽きしている、マンネリ感を覚えている人、少なく
無いはずです!最近は在宅ワークも増えており、コミュニケーションも億劫になって
中々上司と旨いコミュニケーションを行えている方が少なくなっていると伺っています!
皆さんの周りはいかがでしょうか。

散々取り上げてきたであろうこのコミュニケーションですが、
今回もまたこのお題でいきたいと思います!

◆今回のお題◆
「VUCA時代のコミュニケーション」

…さて、いきなりVUCAって何?と思う人もいると思いますが、
読み方は(ブーカ)で合っているそうです。頭文字の略称で、
VUCA(ブーカ)とは、
「Volatility:変動性」
「Uncertainty:不確実性」
「Complexity:複雑性」
「Ambiguity:曖昧性」
の頭文字を取った造語であり、2010年以降の経済のグローバル化が進み、
IT技術も進歩したことによる社会情勢の変化に伴い、用いられるようになりました。
この言葉は、コロナウイルスの感染拡大によって世界経済も見通しがつかない状況と
なっているため、注目されつつある言葉の中の一つです。

確かに消費量も複雑で変動性もありますし、国としての施策も様々で曖昧で不確実なものです。
この言葉はまさに今の世界を表す頭文字といっても過言ではないでしょう。

しかし、このような時代だからこそ、企業側でも求められる社員の人物像にも変化があります。
その中には、およそ4つのスキルが求められるといわれています。
「迅速な意思決定能力」
「臨機応変で柔軟な対応力」
「問題解決力」
それと今回のお題の
「コミュニケーション能力」
となっています。しかし、今までも企業はコミュニケーション能力を求めてきたのでは
ないかと思う方もいるのではないでしょうか??
確かに求めてはいましたが、その求めるところが多少昔と異なるのです。

今まではチームワークを重視する、いわば社内間の調整役として発揮できる
コミュニケーションを重視していました。社員の会社に対する愛社精神や
帰属意識を促す一つのきっかけはコミュニケーションから始まるといわれ続けていました。
次第にはそれが辞職率や従業員満足度を良い方向に持っていける一つの要因とまで
言われるため、コミュニケーション能力を大切にする会社が多かったのです。
また、そのような能力を持つ人間のほうが、連絡忘れや報告漏れも少なく、
教育もしやすい側面もあるから重要と言われています。

今もそれは大切なのかもしれませんが、最近はそれらに加えてもう一つコミュニケーション能力で
求められるものがあります。それは、”多様性”を受容するコミュニケーション能力という側面です。

求められる背景には、社会情勢や企業文化、職場環境、世代、性別の違いなどから生じる
価値観の相違が原因でトラブルが発生しやすい世の中になっているからだと考えられます。
企業がグローバル化していくことで多言語対応していかなければならない背景もあり、
異文化を拒むことよりも、受け入れることも大切になってきているからでしょう。
些細なズレで業務に支障をきたすこともあるかもしれません。

そうなった時に大切なことが、”自分の価値観と異なる考え方を受け入れるコミュニケーション”
であるからだと思えます。複雑性を増したこのVUCA時代において多様な
価値観に対応できるコミュニケーションスキルを持っていることが求められます。
自分と相手が合意できる距離の保ち方がビジネスで必要になってきているのでしょう。

●このようなコミュニケーション能力を身につけるには?
普段からの生活のちょっとした考え方で意識を持つことができるといわれています。
人の感情が何かしらの原因で膨れ上がっているときにその人の気持ちを考えてみることが
大切とされています。例えば、職場やサークルで不機嫌になっている人が隣にいたとします。
その不機嫌な感情に興味・意識を向けたことはありますか?
釣られて不機嫌になる必要は全くありませんが、その原因は何か?そして、
その気持ちも否定をせず受容して、そのような考え方もあるのだな、と知ってみてください。
感受性が多様化していろいろな考え方があるのだな、と気づけるはずです。
そこからひとりずつの考え方の違いに気づき、気持ちの変化や相手が大切にしたい
価値観がどこにあるのか、が見えてきて自身にも心の余裕と許容できる気の持ち方が
できるかもしれません。
どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、聞き上手はコミュニケーション能力が高いのです。
きっとこれも相手がどのように考えているか、聞いたり感じ取ったり相手から受ける感情に
興味があるという態度だからかもしれませんね!

何でも受容でき、自分も相手も認めあえるようになれば、今の時代に合っている
コミュニケーション能力といえるでしょう。何だか大人の余裕のような感じがして
カッコいいと思いませんか?私も意識していきたいものですね♪
今回はここまで!またお会いしましょう!

BS人事のエディトリアル Vol.5

2022.05.02

5月です!GWが楽しすぎて、仕事が億劫になってませんか!?

 

皆さん、こんにちは!
BSグループ人事の野崎です!

突然ですが、皆さんは執筆活動をしたことがありますか?
学生の頃に論文を書いたりした人もいると思いますが、生涯未だ長編を
書いたことが無い…!という方もいるのではないでしょうか??

私、今現在社内の人事業務で人事制度のレポートを書く業務があるのですが…
なかなかにツラい!(笑)自分の考えを活字にするだけならともかく
知識の全くない人に対してもうまく伝わるように、というのを
掲げているため、頭では分かっているものの、伝え方の工夫に一苦労!
こんなこと上司には言えませんがね…(笑)
全然終わる気配のない業務なので、心が折れそうです。

そんな心が折れそうなときにレジリエンスがあれば…!と思います!

◆今回のお題◆
「レジリエンス」

皆さんは、この言葉聞いたことはありますか??
これはストレス(困難・逆境)に対する復帰力・回復力と言われています。
元々は、物理学の用語で、弾力・跳ね返す力という意味らしいです。
ストレスを撥ね退けるということからでしょうか、この用語を使うことがあります。
ストレス耐性とは似て非なるものでして、ストレスに対する抵抗は
こちらに当たります。

ゲームとかする方ならわかりやすい例えがあるのですが、
ステータス画面で、”防御力”がストレス耐性
”HP回復力”がレジリエンスといった具合です…わかりやすくなったでしょうか?
…余計に混乱したかもしれません笑

さて、一言でいうなら逆境を撥ね退ける力といっても過言ではないこの能力ですが、
最近の求める人物像で注目されつつあります。なぜだと思いますか?
理由はいくつかあります。

【必要とされる理由その①…今の時代、突発的に世の中が乱れたりするから】
逆境に立たされた時にそれを撥ね退ける力ですが、会社として体制を
大きく変えなければならないことが起こり得ているからです。
ここ最近の世の中が乱れたこととしては、コロナウイルスでしょうか。
そのとき、多くの会社が既存のやり方ではダメだ!となったはずです。
例えば私のような人事の採用現場でも、オンラインでの学生アプローチに早急に切り替えました。
恐らく他社の人事の皆様も早急に切り替えたのではないでしょうか。

ただし、このときに”逆境を撥ね退ける力”がなかったら、どうなってしまうのでしょう。
その場合は、採用したいけどあきらめる。といった、「しょうがない」という思考を巡らせてしまい、
やり方を変えて”達成しよう”とする気力が沸かなくなってしまうといわれています。
さて、今のケースの場合は経営者としてどちらのほうが評価したくなるでしょうか?
勿論、オンラインに切り替えて採用を試みる!と考え、採用を成功を促すやり方を称賛したく
なりませんか?変化するということは、少なからずストレスが伴います。
それを平然とやってのける力が”レジリエンス”であり、求められる人物像であります。

勿論コロナだけではなく、少し前でいえばリーマンショック時もそのような
今までの体制から大幅に変えなければならない会社もあったはずです。
知らず知らずのうちに変化でその力が試されていたのです。

【必要とされる理由その②…ストレスの多い社会だからこそ】
先程、ストレス耐性の話をしたと思いますが、そのような精神負荷がかかったことによる
回復力を期待する意味でも必要とされています。
ストレスや多忙が原因で精神が疲れてしまい、やがてパフォーマンスが落ち、
最悪辞職まで追い詰められることもある世の中です。
“うつ病”という言葉がよく聞く言葉として取り上げられているぐらいですから、
メンタルの持ち様は注目されつつあります。

そのときにこの力、”レジリエンス”があれば多少のストレスを受けても
すぐに平常運転に戻れる、戻そうとすることができるのです。
仕事をしている中で、ストレスを受けないことは無いです。
自然と掛かってくるものでしょう。
しかし、多少のストレスですぐにパフォーマンスを落とす社員は企業で必要とされるのでしょうか。
あまりに頻繁にパフォーマンスを落とされても会社は困ってしまいます。
それであれば、元々そういった能力がある社員を求めたくなりますよね?

【レジリエンスの養成の仕方について】
レジリエンス研修、などと研修の題材にまでなっているこのワードですが、
これは必要とされる力であるとともに、努力や意識で身に着けられるものなので、
研修で取り入れられているのです。ここで簡単にどのようにして養成していくのか?
のポイントを少しでもお伝えできればと思っています。

●自己肯定感を大切にする
「自分に自信がない…」と思うことがありますが、それは自己肯定感の低い典型と言えます。
そのような考えを根に持っている社員は何かストレス負担がかかると
「やっぱりできてない…どうせ僕はダメな人間なんだ」
と感じてしまうことになるでしょう。
そういった自尊感情を高めてこそ、レジリエンスも生まれてくるといわれます。
自尊感情の高め方として、成功した・課題をクリアした!という気持ちを
深く噛み締めることです。日常で自信がないと考えてしまう人でも、振り返ってみると
日常で多量の業務をこなしていることもあります。
今日は○○の業務をこなした!ということを当たり前と思わず、いろいろな知識と周りとの
連携・論理的ロジックを使ってこなしているはずです。まずは自分の日頃の業務を
自分で認めてあげることです。

●他人との比較をしない
昨今の時代では、気軽に周囲の状況を知ることができるSNS等の発達により、自分との
比較対象が簡単に見つかるようになりました。自分に自信がない人がやりがちな例の中に
比べる必要のない人と比べてしまい、それで自尊感情をなくしてしまう人が多いというのです。
よくある話で、就活のときでも、内定獲得した友人のSNSでの報告を見たとき、比較して
自分が内定取れていないことに対する劣等感を抱くことがあります。
友人と比較して自信を失うことに対する意味はありますか?
恐らくそこまで無いはずです。自分の人生は自分のものです。
他人と比較して、自分の自尊感情を低くしないことを意識しましょう。

まだまだ他にもレジリエンスの醸成方法はある模様ですが、
代表的なものはこちらです、ストレスと向き合い上手くやっていく力を
身に着けるように意識してみてはいかがでしょうか??

今の時代だからこそ必要な力、”レジリエンス”について
取り上げてみました。いかがでしたか。
私もそれなりに、こういった力はついてきたのかな?と思いきや、数値化して
見れる強さでもないため、強いのか・弱いのか、わからないのですが…
ああ、こんな時に自分のステータスを数値化出来たらな~とか思ってしまう
今日この頃でした!

今回の更新記事はここまで!また、お会いしましょう♪