8月です!真夏の到来、夏を乗り越えられる準備はできていますか?
皆さん、こんにちは!
人事の大戸です!
今回初めてBS人事通信を書かせていただくことになりました。
不慣れなところもあり、絶賛勉強中ですが最後まで読んでくださると嬉しいです。
早速ですが、先日私の母校の大学へOBOG会に参加してきました。
そこでは就職活動のスタートを切った大学3年生に向けて私の就職活動の苦労話から
採用担当者目線のアドバイスなどをさせていただきました。学生からの質問で一番多かったのが自己分析のこと。
「自己分析はどうすればいいのか」「自己分析はいつから始めればいいのか」とかなり悩んでいる学生がいらっしゃいました。
イベント後のアンケートで、ある学生から、「自己分析は、1人で考えるのではなく第三者にも
自分のことを分析してもらう大切さを知りました。」という感想をいただきました。
私は、“1人で悩まず他の人も頼りにするといいよ”とアドバイスをし、
課題を乗り越えるためにはチームワークの大切さや人の助けを受けることが必要だといわれています。
そのとき、以前に他社との打ち合わせで聞いた「チームビルディング」のお話を思い出しました。
◆今回のお題◆
「チームビルディング」
近年、テレワークや在宅勤務、オンライン授業などが広がり、会社で気軽に雑談したり、
ご飯や飲み会に参加したりしながら人間関係を築いてきたのに、そういった機会が失われたことで、
人となりなど知る手段も限られるようになっていますよね。
そこで現在問題視されているのが対面で人とコミュニケーションを取れないが故に人間関係のもつれや
チームワークの構築が上手くできなくなっていることです。
人間関係やチームワークが良好だと「組織力が向上できる」「離職率を抑えられる」などメリットが多数あげられます。
チームを作り上げるために必要なのが“チームビルディング”です。
チームビルディングとは…個々人のスキルや能力、経験を最大限に発揮し、
目標を達成できるチームを作り上げていくための取り組みを指します。
チームビルディングを日本語に訳すと、「チームを作る」という意味になり、チームを作るために行うワークやプログラム、
研修といった具体的な方法も含めてチームビルディングと呼ぶことがあります。
「チームビルディング」を行う目的は?
最大の目的として「組織の成果を最大化させること」です。
もしも個々人の「個人力」が優れていたとしても、目指す方向がバラバラであったり、
人間関係の構築が不十分であったりすれば、パフォーマンスを最大限に発揮することはできません。
近年、働き方の多様化やダイバーシティー経営の活性化により、チームのあり方は変化しています。
「チームが上手く機能していない理由がわからない」といった課題を持つ企業も多くあります。
そのため、チームとして掲げられた目標を達成し、成果を最大化するためには、チームが一丸となって、
同じ目標に向かって進んでいける組織づくりが重要でその組織づくりに欠かせないのがチームビルディングです。
チームビルディングを行う上で、大切なプロセスがあります。
それが“タックマンモデル”という考え方です。
タックマンモデルとは、チームの育成のためにチームの形成から解散までを5つの段階にわけて考え、
チームがステップアップするためには、どのようなチームビルディングが求められるのかを明確にしたモデルです。
自分のチームはどの段階にいるかを確認することで、目標達成のために必要なことや、効果的な施策を検討することができます。
① 形成期…チームが作られはじめたばかりの段階
② 混乱期…メンバー同士の対立や仲たがい、抵抗の段階
③ 統一期…安定したチームへと統一されていく段階
④ 機能期…チームとして機能している段階
⑤ 散会期…チームとしての活動が終わる段階
タックマンモデルを運用しながらチームビルディングを行う企業が最近増え、
段階に合わせて企業内でチームビルディングを形成する事例も増えています。
チームビルディングの取り組み内容は様々で有名な内容から新たに新規で構築する場合などが多種多様です。
例えば…マシュマロチャレンジ・ブレインストーミング・ビジネスゲーム
タックマンモデルを利用し今のチーム段階を把握した上で、
チームビルディングの内容を構築することがチームビルディングを行う成功のカギだと思います♪
BSグループの人事部内でもブレイクストーミングをおこなったりしています。
チームビルディング行っていると、相手の価値観や性格、自分の強みや弱みまで発見することができます。
「チームが上手く機能していない原因」、「タックマンモデルの5段階中でのチームの位置」を確認することや、
会議・授業などで積極的にチームビルディングを活用することで、チームワークの良さや自分という人間に対して
新たな気づきが得られる機会を与えていくこともいいかもしれません。
1人で抱え込まずに誰かに協力してもらいながら進んでいくのも大切だと私は思います。
「自分のことを理解し、チームに貢献する」
これってとても素敵じゃないでしょうか?
皆さんと一緒に私も日々成長できるようにチームビルディング!!活用していきます♪
今回の記事はここまでです!
また、お会いできるように日々勉強してまいります!
それでは、次回もお楽しみに♪